【図解】月曜日の株の動き 5分足チャート
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月曜日や火曜日など、週の初めは株価が上がりやすい。
ではどんな感じになるのか、5分足チャートの例を載せておこう。
これは上昇トレンド中の有望株の分足チャートだ。
月曜日や火曜日の5分足チャート例(1)
前場(午前中)は、順調に右肩上がりで株価が上がり、昼休み明けには売りが出て上昇が止まる。
1時から2時くらいまでは、高値から少し下がったところでしばらくの間もみ合い、大引けにかけてもう一度再上昇。
これが月曜日や火曜日によく見る分足チャートだね。
1時から2時の間は、投資家が様子見をしている時間帯で、ここで株価が下がらずに横ばいが続き、そこからちょっと上がり出すとまた再上場が始まることが多い。
また月曜日など週の初日には、売りが大量に出てから上がり出すようなこともよくある。
月曜・火曜の株価の動き 5分足チャートの例(ストップ高銘柄)
これはギャップ・ダウンから始まって、何度も売りが出て下落するが、強い買いの力で徐々に株価を上げて、ストップ高になったケース。
こういう風にマイナス圏から始まって、揉み合いながらプラスに転じると、売りたい人はすでに売り終わっていて上昇が続きやすい。
長い下ヒゲは、売りもたくさん出ているが、買いの力がそれを上回っていることを表す。
有望株の週の初めは、どこかのタイミングで、こういう強い買いが入ってくることが多い。
木曜日の株の動き 5分足チャートの例
週の初めは投資家の買い意欲が高いため、株価は上がりやすい状況にある。
しかし週末に近づくにつれて、買いの勢いが徐々に弱くなってきて、株価が下がり始めることはよくある。
株価の上下というのは、買いの勢いと売りの勢いのバランスで決まるので、買いの勢いが減る木曜日や金曜日は、ジワジワと株価が下がりやすいのだ。
たとえばこういう分足チャートは、木曜日や金曜日によく見かけるチャートだ。
前場の勢いはどこへやら? 週末の分足チャートの例
寄りつきから強烈な買いが入り、今日も株価が上がるかと思っていたら、10時半にはもう売りが出始めて、下落の兆候が見え始めている。
そうして前引けには、一旦再浮上するのだが、後場に入るとジワジワと値を下げ、結局、前日終値を下回ってしまって終了。
人気上昇中の銘柄で、木曜日にこういう分足チャートが出たら、金曜日の後場で底を打って再上昇し始めることもよくあるので、スイング・トレーダーには、金曜の後場は買い付けチャンスだ。
ただし週が変われば、株価の動きが、全く別物になってることもよくあるので、買い付けるにしても全力買いは厳禁だ。