投資スタイルの色々
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株の本などを読むと、投資スタイルとして「デイトレード」だとか「スイングトレード」などという用語が出てくる。
デイトレードというのは、一日の始めに株を買って、相場が終わる前に株を全部売ってしまうと言う売買方法で、スイングトレードとは、数日~十日くらいで売買する手法になる。
「リスク重視か儲け重視か」のところで、リスクを重視するか儲けを重視するかで、売買間隔が決まると書いたがデイトレードやスイングトレードはリスク重視の方法だ。
株式を所有している期間が短れば短いほど、暴落に巻き込まれる可能性は小さくなるわけだからね。
たとえばデイトレードでは、一日のウチに売買を完結して現金に戻すので、大暴落のリスクをほとんど受ける事がない。
目が覚めたら保有株(持ってる株)が大暴落していて、一夜にして何万円も損していたなんていう事が避けられる。
スイングトレードの場合、目が覚めたら保有株の株価がどーんと下がっていたということはよくあるが、しかし「ストップ安」と言って一日に下がる値幅には制限があるので、ある程度の保険はある。
ただしデイトレードやスイングトレードでは、長期保有による大儲けのチャンスも逃すことになるので、あまり大きな利益は期待できない。
たとえば2月に買った株が4月には何割も上がっていて儲かった、と言うような大きな利益は期待できない。
それを補うためデイトレーダー(デイトレードをする人)は、買って売って買って売って買って売って、と言う風に一日のウチに細かく売買をして、資金の回転率を上げることによって儲けようとするわけだ。