老後のための投資スタイルのまとめ
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老後の生活を豊かにするための株式投資は、リスク重視で資産を減らさないことを心がけるべきだろう。
そのためにはリスクを重視した投資スタイルを確立することである。
銘柄選びに関しては、
- 超低位株は避ける
- 売買高が少ない銘柄は避ける
- 下降トレンドの株は避ける
超低位株というのは一般には100円以下の銘柄と言うことになるが、株価が殆ど動かなかったり、ジワジワ値が下がって損をしたりするから敬遠だ。
また売買高が少ない銘柄は、売りたい値段で売れないことが多くて、換金したり他の株に乗り換えにくいので、避けた方が無難だろう。
それから値段がジワジワ下がっている銘柄・株も、どこまで値段が下がるか不透明だから、数ヶ月周期で上がったり下がったりしている株でなければ、手を出さないこと。
短期トレードと中期トレードの狙い目チャート
買い方としては、短期売買で行くなら、上昇トレンドにある銘柄を買い付けて、少し上がったらさっさと売るという作戦で行く。
たとえば下は日立(6501)のチャートだけれど、最初はこういう風に日足チャートが右上がりになっている銘柄を20コくらい選んで、その中から買う銘柄を決めればよい。
★↑日立のチャート(by Yahoo!ファイナンス)もちろんいつまでも上がり続けるわけではないので、手数料を除いた利益が5000円を超えたら売るとか、1万円を超えたら売るなどというふうに、あらかじめ自分なりのルールを決めて、それに沿った売り注文を出しておけばよい。
また株価が下降トレンドになれば、また別の上昇トレンドの銘柄を見つけて、そちらに乗り換えればよい。
一方中期投資で行くなら、数ヶ月ごとに上がり下がりを繰り返している銘柄を探して、底値で買い付けるという方法になる。
たとえば新日鐵(5401)などは、周期的に株価が上下しているので、底値付近をうろついている時期に株を打診買いして、上がりだしたら買い増ししていけばよい。
★↑新日鐵の週足チャート(2009年春から2010年春まで)このチャートを参考に考えると、330円になったら買いで360円になったら売り…というのが妥当なところだろう。
1000株買っておればそれで3万円弱の利益になるが、しかしそううまくいかんのだよねえ。
ダメならさっさと売って、ほかの銘柄に乗り換えた方が良い。