このページの目次
金利敏感株とは、金利に反応する株・銘柄
更新日:
金利敏感株というのもある。
金利の変動に敏感に反応する株や銘柄のことだ。
金利敏感株には
- 建設株
- 電気・ガス業
- 不動産業
- 金融業
- 電鉄株
金利敏感株というのは
- 金利が上がると株価は下がる
- 金利が下がると株価は上がる
これは金利が下がると→支払う利息が減るので営業利益が増える。
金利が上がると→支払う金利が増えるので営業利益が減るということだ。
建設業や不動産業それから沿線開発で不動産をたくさん抱えている電鉄株などは、銀行からお金を借りて不動産を建設したりするので、金利が下がるとコストが減って儲けが増えると言うことになる。
また金融業や銀行業も、日銀からお金を借りる金利(公定歩合)が下がれば、資金の調達コストが下がるので、その分儲けも増えると言うことになる。
近年は景気維持のために日銀の貸出金利は相当低く抑えらたままなので、あまり意味がない分類かも知れないがそれでもたまに激しく反応することもあるようだ。
激しく動く場合は外部環境が大きく変わりそうな時で、アメリカの金利上昇だとかそういったトレンドの変わり目に動く。
ただし2日もすれば織り込み済みとなって、規定の話になってしまうが。