資産3分法投資記事一覧

資産三分法・財産三分法…などという利殖法がある。財神・お金儲けの神様と呼ばれた直木賞作家の故・邱永漢さんが、経済誌や利殖誌で紹介されていた方法で、資産や財産は3つにわけて、3分の1は現金で所有、3分の1は不動産で所有、3分の1は株などの有価証券で所有すべしと言うものだ。邱先生によるとこれは、東大に安田講堂を寄付した安田財閥(現・芙蓉グループ)の創立者・安田善次郎氏が提唱していた方法なんだという。安...

財産や資産を三つに分けて所有する。安田財閥の創始者である安田善次郎氏は、資産は現金と株などの有価証券、そして不動産に分けて所有すべしとした。これらは性質が異なる資産であり、それぞれの価値を有効に使うために、組み合わせて持つべしと言うことらしい。これは現代の言葉で言うと、ポートフォリオと言う奴だ。ポートフォリオというのは簡単に言うと「分散投資」であり、性質が異なる投資を組み合わせることによって、資産...

株式投資を始めても、儲けることができるようになるのは、ごく一部の人間だけだという。その割合は、ある本には1割、ある本には5%なんていう数字が載っていた。この割合がどこから出てきたのかは、よく分からないが恐らく印象と言うことだろう。株式投資を新しく始めた人のウチ、株で負けて退場する人がそれだけ多いと言うことを言っているだけかもしれない。まあ飲食店などの経営でも、新規参入者の95%が2年以内に撤退して...

株式売買で大損する原因は、高値づかみである。株価が高いところで買い付けてしまい、買い付け後に下がり始めるから、保有株に含み損ができてしまうわけだ。ところがこれは直接的な原因であって、他にも大損する原因がある。それが投資余力の全力投入だ。投資可能な資金を全部投入して、それで身動きできなくなってしまって大損をする。株式投資を始めた当初はまだ、おっかなびっくりやっていているが、だんだん慣れてくると刺激が...

一つの銘柄に全ての投資資金を、投資するのはバクチである。株価が上がっているときは良いだろうが、下がり出すともうどうしようもなくなってしまう。細かな微調整ができないと、損切り損切りが続いて損切り貧乏になってしまう。そのためにプロは投資資金を分割し、複数の銘柄に投資したり、有望な銘柄でも、少しずつ売買する。一か八か、全額投資してしまうのはリスク(不確実性)が最大になるから、プロはそんな危険な投資をしな...

分散投資法は、デイトレでも役に立つ。というのもデイトレをやっていると、高値づかみしやすい時間帯というのがあって、ここで高値づかみしてしまうと、大損しやすいからだ。高値づかみしやすい時間帯とは、株価がどんどん急上昇している時間帯で、朝9時から9時半くらいの間だ。この時間帯に値上がり率ランキングから有望な銘柄を探していると、どうしても高値づかみしてしまう。高値づかみの原因は簡単で、ぐいぐい株価が上がっ...

デイトレードをしていると、株価が上がりやすい曜日と、下がりやすい曜日があることに気がつく。すなわち、週の前半は上がりやすく、木曜日や金曜日は下がりやすい。木曜日の前場までは順調に上がっていた株も、後場に入ると突然動きが変わって、そこから徐々に値を下げていったりする。株価が低迷している期間では、水曜日の後場から株価が下がり出すことも多い。これには理由があって、投資会社のプロのトレーダー達が、週末にポ...

月曜日や火曜日など、週の初めは株価が上がりやすい。ではどんな感じになるのか、5分足チャートの例を載せておこう。これは上昇トレンド中の有望株の分足チャートだ。月曜日や火曜日の5分足チャート例(1)前場(午前中)は、順調に右肩上がりで株価が上がり、昼休み明けには売りが出て上昇が止まる。1時から2時くらいまでは、高値から少し下がったところでしばらくの間もみ合い、大引けにかけてもう一度再上昇。これが月曜日...

株式投資をやっていると、相性が良い株・銘柄と、相性が悪い株・銘柄ができてくる。相性が良い銘柄とは、高値でつかんでも、なぜかあまり損をしないような銘柄で、相性が悪い銘柄とは、株価が上がっているのに、高値づかみしてしまって、損させられる銘柄だ。ぐんぐん株価が上がっているので、これは良いぞと他の株を損切りしてまで買い付けたら、すぐそのあとからみるみる株価が下がり出す。上昇トレンドの真ん中くらいで飛び乗っ...

株式投資をしていると、相性の良い銘柄と悪い銘柄ができてくる。相性の良い銘柄とは、買い付けのタイミングや売りのタイミングがちょうど良い銘柄で、利益の殆どがこの銘柄からになる。一方、相性の悪い株・銘柄とは、買い付けのタイミングがうまくいかず、なぜか「高値づかみしてしまう」ような銘柄だ。株売買で大損するケースは、最高値に近いところで全力で買ってしまうパターンだ。そして最安値まで株価が下がったところで、泣...