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デイトレードの欠点

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株式投資は、リスク重視で考えると、なるだけ短期保有にとどめておく必要がある。

 

なぜかというと株というモノは、長期保有すればするほど、下がるリスクが大きくなるからである。

 

たとえその企業の業績が良くても、増資によって何割か株価が下がることもあるし、ライブドアショックやリーマンショック、ドバイショックやギリシャショックなどと言った、さまざまな外的要因の変化によって、株価が暴落することもよくある。

 

だから株式投資でリスクを重視すると、当然短期売買が中心になり、デイトレードやスイングトレードをすることになる。

 

デイトレードとは一日のウチに売買を完結し、午後3時の株式市場終了時には、保有株を全部売ってしまうという方法だった。

 

デイトレードは取引終了時に、殆ど株を持っていないで終えるので、大暴落に巻き込まれないで済むという利点がある。

 

つまり朝起きてみたら自分の持っている株が大暴落していたというようなリスクがないのが利点だ。

 

しかしその一方よほどの目利きでもない限り、その日のウチに値上がりする株を見つけることは難しいし、一瞬の判断ミスで大きな損失を抱えてしまうと言うリスクもある。

 

また市場が開いている間、べったりと株売買を行う必要があるため、他に仕事を持っている人や、日中株売買の注文を出せない人には無理な手法でもある。

 

デイトレードに適した銘柄は、日中に大きく株価が変動する銘柄で、しかも参加者がたくさん存在する銘柄ということになるので、ねらえる銘柄が限られているというのも欠点だろう。

 

限られた少ない銘柄を巡って、腕に覚えがあるデイトレーダーたちが日々、丁々発止を繰り返しているわけだから、そういう場に初心者が飛び込んでも、勝ち目はないと思った方が良い。

 


スイングトレードとは

もう一方のスイングトレードとは、売買間隔を数日に広げて行う売買方法だ。

 

デイトレードのように、その日のウチに保有株の殆どを売ってしまう必要はない。

 

いくつかの保有株を売り、またいくつか新しく株を買えばよいだけだ。

 

まあデイトレードだって、別に自分で自分にルールを課しているだけだから、別に株を翌日に持ち越したって構わないわけだが。

 

スイングトレードの場合は、特に決まったルールがあるわけではない。

 

ただ暴落のリスクを下げたり有望な株が見つかった時に買いを入れるために手持ち資金の何割かは、売って現金に戻しておいた方がよいというくらいだ。

 

デイトレードは一瞬の判断が損益に大きな影響をもたらすのだがスイングトレードの場合はそれが小さくなる。

 

株式投資というのは実は不安との戦いだったりするので、相当の覚悟と経験を積まないとデイトレードは無理だが相場に張り付かないスイングトレードなら、狼狽売り(慌てて売ってしまうこと)の危険性は減るので、冷静な売買が可能になる。

 

ただデイトレードのように、相場の上がり下がりだけ考えておけばよいわけではない。

 

デイトレードの場合は「買ったあと株価がどう動くか」だけを読めば良いのだがスイングトレードの場合は、翌日や翌々日に株価がどうなるか、予想しないといけないわけである。

 

数日後に株価が上がっていると予想すれば買いに入らないといけないし、数日後の株価が下がっていると思えば、今のウチに売っておかなければならない。

 

株価がどこまで上昇するのか、あるいはどこまで下がるのか、これが読めないと買い注文も売り注文も難しいから、スイングトレードというのもなかなか難しいトレード方法ではある。

 


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