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底値株で儲ける方法

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株で大きく儲けるには、底値の株を買えばよいとよく言われる。

 

底値で買って最高値で売れば、それだけ利益幅は大きくなるから、これは理想的である。

 

ただし最高値で売れるのは、本当に偶然である。

 

というのも最高値を過ぎてしばらくして、ようやく「あああのときが最高値だったな」と気が付くものだから。

 

そしてそれは「最安値」や「底値(そこね)」に関してもいえる。

 

最安値や底値を過ぎてから「ああ、あの時がそうだったな」と気が付くものだから、最安値や底値で株を買うと言うことは難しい。

 

しかし「最安値付近」「底値付近」であれば、見つけることができる。

 

ただし底値というのは株価が上がったり下がったりする中の谷の部分から、年に1~2回あればいいほうで、全然底値がない銘柄も多い。

 

たとえば東芝だとか新日鐵なんかの株なら、割合と変動がハッキリしていて、日足チャートを見るとああここが底だったな、ああここが山だったなと言うことが分かる。

 

しかし山や谷が分からない銘柄も実は多い。

 

特に年中ダラダラ上がっている株や、ダラダラ下がっている右下がりの株なんかでは、どこが底値なんだかよく分からなかったりする。

 

つまり「底値がない株」と言うのもあるわけだ。

 

なので底値の株を買うというのは、実際問題として無理だと思った方が良い。

 

しかも底値付近で買ってもそこからまた下がったり、上昇トレンドになるまで何週間もかかったりするので、買ったらすぐに利益が欲しい人には、イライラする原因になったりする。

 

だから底値株買いで儲けるには、株を買ったらもう忘れてしまえる人でないと難しい。

 

私なんか最初は底値株ねらいだったがガマンができず、結局上昇トレンドになった株ばかり売買している。

 

いわゆる順目ねらい「高値つかみ高値売り」というやつだね。

 


株価位置20%以下の株を狙う

株式投資のやり方として、底値の株を買って儲ける方法がある。

 

これは非常に気が長い方法で、よほど余剰資金がある人向きだ。

 

しかも、十年くらい株式売買していて、株の長期の動きが分かる人でないと難しい。

 

もちろん買い付けてから数週間くらい保有して儲けようというのであれば、底値株ねらいも良いと思うから、とりあえずやり方を紹介しておこう。

 

まず底値株の見つけ方としては、証券会社のスクリーニングツールを使って見つければよい。

 

スクリーニング・ツールにも色々な項目があるが、その中の「株価位置」か、「過去52週の安値からの上昇率」を使えばよい。

 

「株価位置」とは、年初来高値と年初来安値の間のどの位置にいるかという指標で、0から100までの数値である。

 

この株価位置が「0」ならば今、年初来安値になっているということで、「100」ならば今、年初来高値になっていると言うことだ。

 

野村證券のホームトレードサービスに付いている「QUICK野村版」の「スクリーニング」には、「株価位置」を検索条件に指定できるので、ここを10以下とか20以下に設定して検索すれば、底値圏にいる銘柄を見つけることができる。

 

また楽天証券のツールでは、「投資情報」>「詳細スクリーニング」を使って、底値圏の銘柄を見つけることができる。

 

これはwebサイトでもマーケットスピードからでも、同じ画面で検索することができる。

 

残念ながらこちらには、「株価位置」と言うのがないので、代わりに「過去52週の安値からの上昇率(%)」と言うのを使えばよい。

 

これを20以下にして検索すれば、東証銘柄・一日の平均売買代金(千円)1000000(0が6コ)以上という条件でも、50銘柄くらいは見つかる。

 

あとは日足チャートなどを見て、低いところでもみ合っている銘柄を見つければ底値の株・銘柄が見つかる。

 

もちろんその株を買い付けて、儲かるかどうかは腕と運次第だけれど。

 

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