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株は下落トレンドでは売るもの

更新日:

損切り,ロスカット

株式相場には、大きく分けて三つのトレンド(潮流)がある。

 

  • 上昇トレンド
  • 下落トレンド
  • ボックストレンド(あるいは揉み合い)
だ。

 

上昇トレンドは、株価が上がるトレンドで、チャートが右上がりになっている状態。

 

下落トレンドは、株価が下がるトレンドで、チャートが右下がりになっている状態。

 

そして一定の値幅の中を行ったり来たりしているのが「ボックストレンド」だ。

 

多くの投資家は上昇トレンドを期待しているので、みんな株価が上がると期待して株を買うわけだが、残念ながら大局的に見るとボックストレンドなので、上がっている最中の株は、どこかで下がり始める。

 

そうなると、トレンドは上昇から下降にかわり、トレンドが変わったのに気がつかないと、どんどん損をし始めると言うことが起こる。

 

下降トレンドだから株を買った瞬間に、もう値下がりしていくわけだ。

 

そこで損切りばかりやる羽目になり、どんどん損切り貧乏になっていく。

 

上昇トレンドの場合は株を買った後、上がっていくか横ばいになるので、だから株で損するときは原則的に、株式市場が下落トレンドにあるときってことになるね。

 

つまり下落トレンドに入った株・銘柄は、さっさと手放して現金化して、他の銘柄に乗り換えるのが一番賢い選択だ。

 


小さな損切りは必要経費。損切りしないと大損。

株価が上昇中のトレンドにいるときは、損をする人というのはあまりいない。

 

なぜなら失敗しても、相場が助けてくれるから。

 

失敗しても上昇トレンドに乗って、数日後には株価は上がっているから。

 

上昇トレンドにいるときは、その株を持っている人の多くが含み益を抱えていて余裕があるので、積極的に売ってくる投資家が少なく株価は下がりにくいのだ。

 

そのため、株価はそのうち反発すると思って、損切りすることを忘れてしまう。

 

問題は株式市場がボックストレンドや、下落トレンドになっているときだ。

 

こういうときはどうしても大損しやすい環境になる。

 

理由は簡単で、投資家の保有株の含み益が減り始め、聡い投資家は早めに株を売り出すからだ。

 

トレンドの変化に気づいた投資家は、さっさと利益を確定し、次の上昇銘柄に乗り換える。

 

ところがトレンドの変化に気づかない投資家は、株価が下がり初めても、また反発するだろうと思って静観する。

 

その結果、損がドンドン増えていくことになるわけだ。

 

下がる株を持っているというのは、財布に穴が空いているような状態だから、さっさと手放さないといけないのだが、これがなかなかできない。

 

つい昨日一昨日まで儲かってた株だから、急に「儲からない株になった」とは思えないからだ。

 

なので含み損が毎日毎日増えていても手放せず、で気づいてみたら損切りできないレベルまで、株価が落ちていたりするわけだ。

 

本当は株価の上昇が止まって、株価の様子がおかしくなったら、そこでいったん手放すべきだが、それが難しい。

 

小さな損切りは株で稼ぐための必要経費だと思わないといけないが、損切りせずに放置して大損を喰らう。

 

つまり小さな損切りは必要経費だが、大きな損切りはミスってことなんだね。

 


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