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ダマシ上げとは

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株式投資をしていると、たまに仕手筋という言葉を見聞きする。

 

仕手筋(してすじ)というのは、株価を操作して儲けようというグループで、そろそろ何かニュースが出そうな株を、何日も掛けて少しずつ買い集めているグループだ。

 

そしてニュースが出たらさらに株を買い上げ、株価を急上昇させて目立たせる。

 

それを見た一般の投資家がどんどん買いに入って、株価が上がったら、どこかで株を売って利益を取る。

 

聞いたことがないような会社の株が、急に株価をドーンと上げたりする場合には、たいてい仕手筋と呼ばれる投資家が絡んでいることが多い。

 

普段は売買もまばらな閑散銘柄が、突如として急騰して、翌日にはまた元の株価くらいまで下がっているような場合や、ほんの3日だけ急騰して、後はまたダラダラと下がっていく場合など、様々なケースがあるのだが、株式ニュースではあまり話題にならない。

 

というのも、仕手株というのは、たいして良い材料でもないのに株価が急上昇しているので、すぐに火が消えてしまうからだ。

 

下の日足チャートの例のように、殆ど売買されていない株が、ある日、突然株価が急騰するが、すぐに値下がりする。

 

こういうのはダマシ上げと言う。

 

ダマシ上げ・閑散銘柄が突如として急騰、すぐに下がる日足チャートの例

閑散銘柄が突如として値上がりして、また下がる例売買高が急増している2~3週間前にも、たった一日だけだが、火柱が上がって消えた形跡があるね。

 

こういうのは、朝からずっとパソコンに張り付いて、株売買しているデイトレーダーなどが反応して買い付けているが、材料が弱すぎて翌日には売りが殺到し、火が消えたようにさがっていくパターンだ。

 


長続きする材料

デイトレーダーとは、毎日パソコンに張り付いて、一日中、株を売買している投資家だ。

 

デイトレーダーが投資する株は、その日、どんどん値上がりしている銘柄で、ある程度株価が上昇したら、すぐに売って利益を確定する。

 

値上がり率ランキングを見ながら、まだしばらく上がりそうな株を見つけては、それを買い付けて、その日のうちに売って儲ける。

 

デイトレーダー達は、急上昇している株があると、材料が何か確かめずに飛びついてしまったりするから、、何にも材料がなくても株を買い、たった一日だけ株価が急上昇したりする。

 

こういうデイトレーダーを狙って、ダマしあげを行う仕手筋もいるらしい。

 

しかし、もっとまともな(?)仕手筋は、「新商品販売・新サービス開始」とか、「他社との提携」など、もう少し長続きしそうな材料・ニュースを狙って仕掛けてくる。

 

新サービス開始や、他者との提携のニュースは、通常、一日二日で火が消えてしまう小さなニュースだが、うまく売り買いを入れて人気を支えて出来高を保っていると、何かあるかもと言う風に投資家が集まってきて、株価が上がり出す。

 

そうして、何度かストップ高が連続したりした後、大陰線が出現して、上昇が止まる。

 

これは新興株や低位株にニュースが出たときに、よく見られる日足チャートのパターンだが、急上昇が続くと、どこかでドカンと大下がりして、お祭りが終わる。

 

仕手株?の株価の動き・日足チャート

仕手株?の株価の動きこういう急上昇が終わる時というのは、何らかのキッカケがあって、たいていは「貸株新規申し込み停止(売り禁)」や「増し担(ましたん:信用取引の保証金率アップ)」で終わる事が多い。

 


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